ラバダブで腕を磨いてきた男の誇りが表題からもビンビン感じられる、キャリア12年目の初アルバム。スキル自慢やレゲエ讃歌はもとより、曲名を書くのも憚られるモザイクなしのスラックネスすら問答無用で〈カッコイイ!〉と思えるのは、現場仕込みの瞬発力と巧みな話術の賜物。〈ハッシッシ~〉とワルい笑みを浮かべながら、変態紳士クラブのGeGや774が提供したイケイケのオケ上で大阪弁の強いDJイングが怪しく躍ります。