栃木県鹿沼市を拠点に活動する3ピースのパンク・バンドが自主制作盤などを経て放つ6曲入りのファースト・ミニ・アルバム。野球部の引退を機に同級生で組んだバンドゆえなのか、冒頭“Wake Bake Shake”の〈ワン、ツー、スリー、フォー〉というカウントで始まる蒼い轟音のぶつかり合い、気持ち重視のコーラスからもうたまらない。“Elle”のギター・リフも郷愁を誘うし、メロディーセンスはとりわけ素晴らしいと思う。