最近は2年に1枚のペースで手堅く新作を重ねるヒューストンのレジェンド。いきなりドレイクとかに寄せたような曲が続くのは意図的なのか、後続への影響の大きさを改めて知らしめるような今風の展開もありつつ、いつものファンには当然いつものように楽しめる。バンBやZ・ロウ、スリム・サグ、ダズ、ビッグ・ポーキーらが客演し、ビッグ・クリットが3曲を制作。マーク・モリソン使いの“Ride Out”が大ネタすぎて最高だ。