ジャック・ホワイトのバンド・メンバーを起用した初の海外録音曲の2曲を含む4作目。凄みあるダンス・ロックの“TV Show”と、スワンプ・ロックの香りがするスロウ・バラードの“Looking For The Magic”。力で押すハード・ロックに代わってグルーヴィーなミッドテンポの曲が増えたせいか、“Love Is There”“Hello Sunshine”など、松尾レミの繊細な歌の表現力が際立つ曲が耳に残る。いい方向に進んでいると思う。