2002年から5作品連続でUSチャート初登場1位を記録しているディスターブド。引き続きケヴィン・チャーコをプロデューサーに迎えたこの新作のポイントは、従来のヘヴィー・ロック系に加え、アコギを用いた穏やかな曲調を随所に挿入していること。なかでも清冽な裏声を活かした美スロウ“Watch You Burn”にはちょっと驚いた。結成から20年強、バンドとしての成熟が新たな変革をもたらした転機の一枚と言えるだろう。