まさに昭和を代表する落語家・三代目三遊亭金馬師匠のベストで決定盤! 上方発祥の持ちネタ《小言念仏》は、形態模写が多く、ストーリーのない「読経」を演じる一席。小言をこぼしながら経を読む老人を噺家が演じ、その様子がまた師匠によって異なるのが味。金馬師匠の演じるその老人は如何にして小言をこぼすのか。更に師匠の代名詞ともされる《居酒屋》《茶の湯》、今でも多くの噺家が演じる《花見の仇討》、そして東京落語の名作《薮入り》の全5席の2枚組。東京オリンピックの年に亡くなられた師匠が、2度目のオリンピックを控えた故郷・東京へ、名作を以ってして日本文化の“笑い”を巻き起こす!