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BILLIE IDLE® NOT IDOL オツモレコード(2018)

プー・ルイ加入から再録ベスト、全国ツアーや登坂広臣の前座、そしてダブやメタルにユーロビートなど異常な振り幅の80s風+αで魅せた本作と、〈LAST〉の先は物凄く明るかった! 5人の姿を見ているだけで笑顔になれたよ! *山西

 

ELLA MAI Ella Mai 10 Summers/Interscope/ユニバーサル(2018)

“Boo'd Up”がまったり浸透するなか、満を持して差し出された2018年のベスト・オブ・ベスト。マスタードの底力を証明すると同時に、USアーバン界隈において新世代UK女性アクトが目立った年の象徴でもありました。 *出嶌

 

KOWICHI Value FLY BOY(2018)

川崎を拠点にマイペースに活動するFLY BOYだが、縦横に広がりを見せつつトピックも多岐に渡った本作はいつも以上に力の入った充実作に。馴染みのBAD HOP勢やさらなる後進との繋がりもフレッシュな聴きどころだった。 *出嶌

 

GRETA VAN FLEET Anthem Of The Peaceful Army Republic/ユニバーサル(2018)

いつの時代に聴いてもきっと胸アツになるであろう、レッド・ツェッペリンのロックンロールな部分だけを汲み取ったような4人組による初作。口うるさい本家のファンも、グラミー選考委員会も諸手を挙げて絶賛中です! *山西

 

中村佳穂 AINOU AINOU/SPACE SHOWER(2018)

聴いたことのないメロディーセンスとタイム感。現行のソウルやジャズを消化した先鋭的なプロダクションもさることながら、ヴォーカリスト/ソングライターとしての当人から発露する何もかもが新しい、圧倒的な傑作がここに。 *澤田

 

NILE RODGERS & CHIC It's About Time EMI/ユニバーサル(2018)

豪華ゲスト陣を従えた待望の復活作。サウンド面における往年の〈らしさ〉は予想以上に希薄ながら、NJSに挑んでまでダンスに奉仕する明快な姿勢は今も昔も変わりなく。一方で〈らしさ〉を貫いたチェンジの復活作も忘れ難い。 *出嶌

 

高岩遼 10 ユニバーサル(2018)

SANABAGUN./THE THROTTLEのフロントマンによる初ソロ作。Yaffleがプロデュースを担った本作は、ビッグバンド編成が基調ながら、シンセやプログラミングの多用により耳触りはモダン。ダンディーな歌声にも新たな表情が。 *土田

 

TRAVIS SCOTT Astroworld Cactus Jack/Grand Hustle/Epic/ソニー(2018)

前作がいろんな意味でのピークじゃなかったことに驚きつつ、ここからカニエ的な確変に突入しそうな余裕すら漂わせる3作目。コダック・ブラック“Zeze”などの客演も絶好調、私生活の充実もあって良い一年でしたね。 *出嶌

 

吉澤嘉代子 女優姉妹 e-stretch(2018)

妄想によるユーモラスな人物設定で普遍的な女心を綴るシンガー・ソングライター。〈少女時代〉3部作を経た本作でもその力量は健在で、ジプシー調やジャズ歌謡といった幅広いサウンドと呼応して多様な〈女性性〉を描いている。 *土田

 

ビッケブランカ wizard avex trax(2018)

クイーンやミーカへの愛を惜しげもなく表出するピアノマンの最新作。2018年はアニメやドラマの主題歌/挿入歌を担当する機会も増え、知名度は一気に上昇。映画「ボヘミアン・ラプソディ」のヒットも追い風になるか!? *土田