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【連載:IN THE SHADOW OF SOUL】[第111回]2018年のベスト復刻・発掘盤

時代を越えてニュー・タイトルが続々と登場してくるソウルの世界。いろいろ動きはありますが、まずは2018年の収穫を総決算しておきましょう。さまざまなリイシューや発掘盤など膨大なリリースの宝の山から、いま拾い上げて聴いておきたい作品とは!?

 例年は年明けに掲載しているソウル・リイシューの振り返りですが、2018年は諸事情につきその年のうちにやってしまいます。2018年のソウル界ではピーボ・ブライソンやタワー・オブ・パワー、チェンジにシック、テンプテーションズといった大御所たちが素晴らしい新作を発表する一方、そのテンプスで活躍したデニス・エドワーズや、かつて本連載でも大きく取り上げた名匠レジー・ルーカス、リック・ホール、ワー・ワー・ワトソン、JB'sのジョン“ジャボ”スタークス、イヴォンヌ・ステイプルズ、デニス・ラサール、そして女王アレサ・フランクリンらがこの世を去るという悲報も届きました。

 リイシューは時代の時間軸から切り離されたタイムレスなものではありますが、その作品に初めて立ち会うリスナーには、そこがその人のリアルタイムなわけで……なんて当然のことを前提とするなら、やはり2018年も注目すべき復刻や発掘作品は多かったはずです。マニア向けでも入門編でも、いま扉の前に立ったリスナーにとっては、そこが入口なのですから。 *bounce編集部

 

次ページ2018年のソウル復刻&発掘タイトル、私的ベスト10はこれだ!  選・文/林 剛
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