デトロイト・テクノ先駆者のひとり、ロバート・フッドが〈DJ-Kicks〉に登場。ミニマルに徹した内容ですが、前に出していた〈Fabric〉のミックスよりはいくぶん現代寄り。マルセル・フェングラーやゲイリー・ベックを使っているあたり、オッと思わされます。とはいえ、ストイックでヒリつく世界観は変わらずで、いまなおこの90sミニマル感を出しているDJはなかなかいないはず。自身の未発表トラックも4曲収録。