ギタリストのマッツ・ヨハンソンと鍵盤奏者のカイ・バックマンから成るスウェーデンのデュオが放った初作。エアプレイやTOTOの鉄板曲を連想させる旋律がガンガン登場するうえに、スタイリッシュさとダイナミックさが共存した演奏も実に心地良く、すんなり酔わせてくれる。ラース・エリック・ダーレ(オーレ・ブールード・バンド)など同地のネオAOR人気を支える面々の手堅いサポートも特筆すべきポイントだ。