アジア系アーティストの全米侵攻を担う注目のレーベルから話題作が続々と上昇中!

88RISING Head In The Clouds 88rising(2018)

 韓国系ラッパー、キース・エイプのブレイクで一躍注目を集め、中国のハイヤー・ブラザーズやインドネシアのリッチ・ブレインら、アジア系アーティストを次々と輩出しているレーベル/メディア、88ライジング。US本国のトレンドにアジア発ならではのオリエンタルなムードをミックスして世界的な注目を集めているが、絶好のタイミングで発表されたレーベル・コンピ『Head In The Clouds』には前述の代表格を中心にプレイボーイ・カルティやブロックボーイJBといったUSシーンの最先端アクトも招聘。興味深いコラボを収録し、日本からはVERBALがキース・エイプと共にフェイマス・デックス“Japan”のリミックスに参加している。

JOJI Ballads 1 88rising(2018)

 また、同コンピの“Midsummer Madness”で爽快な歌声を披露していた在米オーストラリア系日本人のシンガー、ジョージもデビュー作『Ballads 1』を発表。儚げな歌声にフィットした酩酊気味のロウ・ビートを中心とするR&B作品でトリッピー・レッドも参加、全米R&B/ヒップホップ・チャート1位獲得の快挙も話題になったばかりだ。