2011年に若干20歳で『ファースト・トレイン』をリリース、シーンに鮮烈なデビューを飾った井上銘。その後留学したバークリー音楽大学(米国)では世界中から集まった俊英たちと研鑽を積み、2014年に帰国するとジャズだけでなくポップス・シーンでも活躍、若手ギタリストのトップランナーとして、その評価を確かなものとしてきた。そんな若き俊英が昨年から率いているリーダー・プロジェクトが〈STEREO CHAMP〉だ。今作は2ndアルバムとなるが、全楽曲をクリエイトする井上銘の多彩な才能が、類家心平、渡辺翔太といった凄腕メンバーらと化学反応を起こし、新たなステージへと疾走して行く意欲作となっている。