節目となった2018年の最終リリースは、オリジナル10作目『話半分』や昭和トリオ盤、ミックスCD、ベスト盤、自伝の発行……と続いてきたラッシュを締め括る一枚。〈筋トレ時に聴く音楽〉をテーマに制作された内容はビートの実用性もリリック面もコンセプトに沿うものながら、通常のストロングなアルバムとしてストレートに楽しむのも当然アリ。AK-69やYoung Hastleら珍しく客演多めな作りは企画盤ならではの気安さだろう。