〈ジャクソン5のポップネス〉と〈スティーヴィー・ワンダーのソングライティング〉が同居する――そんな謳い文句もあながち言いすぎじゃないかも。ローレンス兄妹による2年ぶり2作目はモータウンやマッスル・ショールズといった古き良きソウル・サウンドを2000年代以降のフレッシュな感性でアップデートしたかのような絶品のサウンドで、すでに地元NYでは話題沸騰だそう。女優としても活動する妹グレイシーのエモーショナルな歌唱をフィーチャーした先行曲“Make A Move”をはじめ、タイトル通りリヴィングのリラックスしたムードのなか、兄妹でセッションしたかのようなサウンドが何とも心地良い。〈タワレコメン〉選出に加えてこの1月には来日も控えており、バズりは不可避です。