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ジュリアン・ベイカー、Billboard Liveで歌う

インディー・フォークの若きカリスマを迎えるプレミアムな一夜

ジュリアン・ベイカー、Billboard Liveで歌う

いまもっとも注目を集めるシンガー・ソングライターの1人、ジュリアン・ベイカーがBillboard Liveで来日公演を行う。東京公演は2月9日(土)に、大阪公演は2月12日(火)にて開催される。

昨年、フィービー・ブリジャーズとルーシー・ダカスという年の近い才媛たちと、新グループ、ボーイジーニアスを結成。10月にファーストEP『Boygenius』をリリースしたジュリアン・ベイカー。ソロ名義で発表した2作のアルバムで、すでに高い評価を得ていたが、この〈インディー・フォーク界のスーパーグループ〉と言うべきトリオの誕生は大きな注目を集め、彼女のポップ・シーンにおける存在感はさらに増した。今回の来日は、これ以上ないタイミングだろう。

ボーイジーニアスのライヴ映像。まんなかにいるのがジュリアン・ベイカー
 

USテネシー州のメンフィスで生まれ、厳格なクリスチャン・コミュニティーのなかで育った彼女が、最初に惹かれた音楽はパンクやハードコア。その後、進学のため当時組んでいたバンドのメンバーと離ればなれになったことを経緯に、シンガー・ソングライターとしての活動をスタートした。次第に、敬虔なクリスチャンでありながら同性愛者であるという複雑なアイデンティティーと薬物依存や事故での瀕死体験を含む半生を見つめた歌詞を、静謐なギターに乗せたアコースティック・ソングが注目されるようになり、2015年にファースト・アルバム『Sprained Ankle』をリリースした。

ベイカーの名が、幅広いリスナーに周知されるきっかけとなった作品といえば、やはり2017年のセカンド・アルバム『Turn Out The Lights』にあたるだろう。前作から繊細や鋭さは継承しつつ、外部プレイヤーを招いたことでサウンド面での表現力を深めた同作は、さまざまな立場の人が抱える孤独や失意に寄り添える強度を獲得。国内外の音楽メディアも賛辞の声を送り、その年のベスト・アルバム・リストにも軒並みランクインしていた。翌年の1月には初の来日ツアーも実施。東京・大阪公演ともにソールドアウトしていたことが記憶に新しい。なお、この来日時に収録したロング・インタヴューはこちら

最近は、件のボーイジーニアス以外にも、ミツキらとブリーチャーズのカヴァー企画に参加したり、ナショナルのマット・バーニンガー&作曲家のステファン・アルトマンとのコラボ楽曲“All I Want”を発表したりと精力的に活動。音楽家としての充実期を迎えていることは間違いない。

今回のBillboard Liveは、前回のツアーを観逃してしまったリスナーにとっては、願ってもないチャンス。もちろん、幸運にも足を運べ、歌声に打ちのめされてしまった人も必見だ。フルハウスのライヴハウスとはまた異なった、Billboard Liveならではのラグジュアリーな空間で、ベイカーの歌を堪能できるとはなんたる贅沢……。すでに売り切れている券種もあるようなので、早めのゲットがオススメだ。

 


Live Information
ジュリアン・ベイカー

2019年2月9日(土)Billboard Live TOKYO
1stステージ:開場 15:30/開演 16:30
2ndステージ:開場 18:30/開演 19:30
サービスエリア 7,000円/カジュアルエリア 6,000円
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2019年2月12日(火) Billboard Live OSAKA
1stステージ:開場 17:30/開演 18:30
2ndステージ:開場 20:30/開演 21:30
サービスエリア 6,900円/カジュアルエリア 5,900円
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●来日メンバー
ジュリアン・ベイカー(ヴォーカル/ギター/ピアノ)
アイシャ・バーンズ(ヴァイオリン/ギター)

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