リアル・エステイトのギター奏者が2013年以来となるソロ作を完成。キング・クリムゾンの歴代ギタリストやヘンリー・カイザーを影響源に、サイケでフリーキーなプレイを披露し、モコモコしたエフェクトをかけて何層にも重ねた結果、ベッドルーム・ポップから重厚なニューエイジ・エキゾ・フォークへと飛躍してしまった感じ。大学で民族音楽を専攻していたらしく、彼の歴史がここに集約されているような気も。