左からマット、マイケル、トム、ジェイミー

 

聖地ロイヤル・アルバート・ホール公演で歌われるナンバーを先取り!

 イギリスの大人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で優勝し、一躍スターダムを駆けのぼったコーラス・グループ〈コラブロ〉。約2年振りとなる本作は新旧ミュージカル、映画の大ヒット・ナンバーを収録。

 2019年2月から4月にかけて行われるUKツアー。そのファイナルを飾るのがロンドン最高峰のコンサート・ホール〈ロイヤル・アルバート・ホール〉。1871年に完成した由緒ある劇場で、クラシックからポップス、バレエなど、様々なジャンルのコンサートが催されており、毎年夏にBBCが主催する「プロムス」の会場としても知られている。まさにイギリスの“音楽の殿堂”!

COLLABRO ロイヤル・アルバート・ホールへの道 ソニー・ミュージックレーベルズ(2019)

 このアルバムは、そのツアーで披露される楽曲が集められており、日本でも空前の大ヒットを記録した映画「グレイテスト・ショーマン」から裏名曲《ネヴァー・イナフ》が収録。オペラ歌手ジェニー・リンドが歌う壮大なバラードで、聴けば聴くほどグッとくる楽曲。ミュージカル「ウィキッド」の名曲《自由を求めて(Defying Gravity)》では芯の強さを力強いコーラスで表現。映画が大ヒットし、ミュージカル化された「リトル・ダンサー」はエルトン・ジョンが作曲したナンバー《エレクトリシティ》を取り上げ、4人の声の個性が生かされた美しいハーモニーとなって歌い上げられる。彼らの人気曲になりそうな躍動する《ジャージー・ボーイズ・メドレー》もオススメ。他にも「レ・ミゼラブル」、「ミス・サイゴン」、「エビータ」、「ウエスト・サイド物語」など日本でもおなじみのミュージカル楽曲から、《グリース》、《サンセット大通り》が選曲。

 国内盤ボーナス・トラックには、2018年の来日公演でも披露された安室奈美恵の《CAN YOU CELEBRATE?》を日本語カヴァーで、さらにLittle Glee Monsterの《世界はあなたに笑いかけている》を英語カヴァーで収録。