久々の新作はベスト盤もセットされた2枚組の大ヴォリュームで登場。トレンドには貪欲に反応するアントワーヌらしく今回はラテンをフィーチャーしているが、彼の得意とするユーロダンスとのフィット感は文句なし。この種のパーティー・サウンドをやらせると、流行りへの便乗というよりも、引用センスが際立つ結果に。スパンカーズ“Party Time”ネタの同名曲も情熱的でエモショーナルに聴かせる。