2019.03.08

ディアハンターやベイルートなど新作ラッシュに湧く4ADのなかでも、とりわけ注目しておきたい一枚! オーストラリアのサイケデリック・ポップ集団が放った2年ぶり3枚目のこのアルバムには、80年代風の退廃的なダークウェイヴ・サウンドが詰まっていて、デッド・カン・ダンスらが築いた4ADのカラーともぴったりハマり、思いがけずレーベル設立40周年を祝うような趣が。前作に比べて楽曲のスケール感がアップし、ミステリアスなシンセ音と微熱を帯びた中性的なヴォーカルの駆け引きに、バンドの高い美意識を感じます。キャッチーなメロディーによって聴き手を選ばない点も好印象。4ADの看板を背負う存在へと急成長したどころか、世界規模での大ブレイクさえ期待したくなる会心の出来です。

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