新潟を拠点に10年以上のキャリアを持つものの、不慮の事故によって活動休止を余儀なくされているラッパーの初作。低音ヴォイスで繰り広げられるタイトなライミングに詰まった等身大のリリックは親近感の湧くものだ。シンガーの喜多未希を迎えて事故について綴った“生かされてる”や、BCDMGのMONBEEによるオートチューンも効果的に配した“Last Day”など、生死の狭間に直面した男ならではのブルースがここにある。