2004年のメジャーデビュー当時、その容姿と共に魅惑的な美声のメゾ・ソプラノに圧倒されたものでした。彼女の声には豊かな響きと独特の抱擁感があり当時から聴き手をうっとりとリラックスさせるような力がありました。それから時を経て自身も母となり、今回は特に精神的な趣の曲を多く収めています。彼女が作詞をした《ザンダーの歌》のようなオリジナル曲の他に、ウェールズの大先輩ブリン・ターフェルとのデュエット、讃美歌、「グレイテスト・ショーマン」から《ネヴァー・イナフ》のような新しい曲も収録。グラマラスなウェールズの歌姫から洗練された歌い手へと成長を遂げたジェンキンスをぜひお聴き下さい。