以前からその片鱗を窺わせていたけれど、ギター・ロックの奥に敷かれていたエレクトロニクス色を前面にフィーチャーした初のミニ・アルバム。ダンサブルなシンセ・アレンジにササキハヤトのヴォーカルの柔和さや透明度もグッと映えていて、バンド・サウンドとの兼ね合いにかなり腐心したはず。“Lullaby”“allright!!!”のようにギターをエネルギッシュに弾き倒す曲もあり、新たなツボをしっかり見つけた。