ショーン・レノンとプライマスのレス・クレイプールが組んだユニットの2作目。プログレとサイケ・ロックとポップスの境界線を自由に行き来する様は、初期のジェリーフィッシュに通じたり、そこからビートルズを連想させたり……で、細かい音飾までじっくり聴きたくなるような、なかなかにリピート性の高いアルバムだ。ボーナス・トラックでフラワー・トラベリン・バンド“SATORI”をカヴァーしているのも熱い!