1948年アルゼンチン生まれ。映画音楽など幅広く活躍してきた才人だ。ジュリアード音楽院に学び、米国音楽界で活躍、いわゆる神童系のピアニストで母国の系統の様々な音楽の大物。映画音楽でも活躍、そのカルロスがジャズのど真ん中直球のアルバムを贈ってくれた。僕は何年後かに隠れ名盤入りする作品と見た。全曲がハイレベルで、様々な曲調、テンポ、すべての面で超一流を証明している。上手い、味もあります。ジャズ歴の長い方にもお薦め。特に③④⑤と“泣かせのトリオ”が迫ってきます。忙しい時間が多い方に、このゆっくりと流れる時が寛ぎを運びます。そして、締めに⑩が登場。