〈制作期間54年〉と銘打たれたソロ4作目。クールスのピッピに通じる味を醸す“愛に疲れて”、エディ藩の顔がふと浮かぶ仲井戸麗市が参加した“ホンキートンクタウン”など年輪を感じさせるブルージーな歌とギターが揃い踏み。かと思えば、煌めくハイウェイを連想させるシティー・ポップ“シティライツセレナーデ”などもあったりして印象は実にカラフル。都会の夜を彷徨う大人たちに聴かせたいロック・ミュージック。