セルフ・タイトルの色シリーズ、今回は黒! 真っ黒に塗られたアートワークのメンバー写真こそビザールな雰囲気だが、内容はとってもポップ。年始にサプライズ配信されたカヴァー・アルバムで80sヒットを見つめ直した経験が活きているし、ピアノをメインに作曲したせいか、ギター・バンドのアンサンブルにこだわらない多彩なアレンジも新鮮。キャリア史上もっともキャッチーな作品と言えるだろう。