キュートでありながらパワフルなバンド・サウンドを高鳴らしていた彼女たちだったが、1年ぶりとなる新作では、その骨太さが強烈なまでに炸裂した印象だ。ハードななかに野球拳(“電光石火ジェラシー”)やソーラン節(“釣った魚にエサやれ”)など、キャッチーかつ盛り上がるパートを用意して、相手が浮かれているところに〈女性の鋭い本音〉を痛快に突き付ける全7曲。どれもバランス感が絶妙!