2014年の初作が全英チャートで11位、本国スコットランドでは1位を獲得した自作自演シンガーの2作目。前作は同時期のテイラー・スウィフトっぽい爽やかなガール・ポップ路線だったが、5年の間で表現力が著しく深化。フローレンス・ウェルチのようにドラマティックな歌唱が映える曲を堂々と披露している。アデル、ドレイク作品への関与で知られるフレイザーT・スミスらをプロデューサーに迎えたのも大正解だ。