初期のエヴリシング・バット・ザ・ガールと比較されることも多かったクリス・ブラウン&ケイト・フェナーの片割れがソロ作を発表。ジョニ・ミッチェルからの影響が色濃いクールなジャズ感覚、柔らかく浮遊感のある歌声などさらなる成熟が感じられ、どの曲も芳醇な薫りを発している。特にボブ・ディランのカヴァー“You're A Big Girl Now”における深い味わいは格別。ノラ・ジョーンズやビル・フリゼールが参加。