※2019年5月7日追記
アーティストの都合により、本公演が中止となることが発表されました。チケットはすべて払い戻しとなり、各プレイガイドでは5月31日(金)まで返金対応が行なわれます。詳細はBillboard Liveオフィシャルサイトにて。


 

2001年に解散したレッド・ハウス・ペインターズのフロントマンであり、現在はソロ名義やサン・キル・ムーンとして活動するシンガー・ソングライター、マーク・コズレック。彼が、5月10日(金)Billboard Live TOKYOで来日公演を開催する。

 

米・オハイオ出身のマーク・コズレックは、レッド・ハウス・ペインターズのギター/ヴォーカルとして92年に『Down Colorful Hill』でデビュー。アルバムは4ADからのリリースで、レッド・ハウス・ペインターズとしては同レーベルから計4枚を発表している。レッド・ハウス・ペインターズは、ギャラクシー500やロウ、ダーティ・スリーといった面々と共にスロウコア/サッドコアの伝説的なバンドとしての地位を築きながらも、2001年の6作目『Old Ramon』で活動を終える。

『Old Ramon』収録曲“Void”
 

以降もコズレックは、その憂いに満ちた独特の歌声と、繊細で美しいフォーキーなアコースティック・サウンドで、ソロ名義と、自身が率いるプロジェクトのサン・キル・ムーンとして、かなりのペースで作品をリリースし続けている。

ソロでは2000年ごろから作品を発表しはじめ、フル作としては『What's Next To The Moon』(2001年)を皮切りに、昨年2018年にセルフ・タイトルの10枚目『Mark Kozelek』をリリース。ソロとしては同年にサックス・プレイヤー、ダニー・マッキャスリンのソロ・アルバム『Blow.』にゲスト参加したりも。

『Mark Kozelek』収録曲“The Mark Kozelek Museum”
 

また、韓国のボクサー、ムン・ソンギル(文成吉)をバンドの名の由来とするフォーク・ロック・プロジェクトのサン・キル・ムーンでは、2003年にファースト・アルバム『Ghosts Of The Great Highway』をリリース。2014年の6作目『Benji』では、多くのメディアでその年のベスト・アルバムを獲得するなど、高く評価された。そして、今年3月には10枚目となる『I Also Want To Die In New Orleans』をリリースしたばかり。

『I Also Want To Die In New Orleans』収録曲“Cows”
 

くるり・岸田繁氏も自身のバンドの楽曲に影響を与えるほどのファンだと公言する、マーク・コズレックの音楽世界。この機会にぜひ体験してみてはいかがだろうか。

 


LIVE INFORMATION
マーク・コズレック

2019年5月10日(金)Billboard Live TOKYO ※中止
1stステージ 開場17:30/開演18:30
2ndステージ 開場20:30/開演21:30
サービスエリア 7,800円/カジュアルエリア 6,800円(1ドリンク付き)