6人編成になり初のEP。大学の中南米研究会出身だけあって相変わらずスカやサンバの要素もやんわりと含みつつ、ブラック・ミュージックやソウル的要素もちょうどよく混ぜた上で見事にポップスへと昇華。熟練の演奏陣にヴォーカル・緒方利菜の通る歌声が合わさり、時間に追われる日常を圧倒的な祝日感・多幸感で包んでくれる。ピーカンの快晴でもなく曇り空でもない、ほどよく晴れて風のある日の屋外で聴きたい。