LFJ 2019 Recommended Discs text:上村友美絵(タワーレコード本社)
ヴァイオリニスト、神尾真由子が2007年第13回国際チャイコフスキー・コンクールで優勝を飾った名曲チャイコフスキーの《ヴァイオリン協奏曲》を、今回生で聴ける絶好の機会!
ゲルナーの公演曲目が収録されたラフマニノフ・アルバム。ラフマニノフが自身初のアメリカ演奏旅行に書き下ろした《ピアノ協奏曲第3番》。ゲルナーの冴えた技巧に情熱がバランスよく混ざった演奏です。
サン・サーンスの最後のピアノ協奏曲で、エジプトのルクソール滞在中に仕上げられた《第5番「エジプト風」》。異国情緒あふれる第2楽章。まさに旅から生まれた音楽。
ANASTASIA KOBEKINA,KEVIN JOHN EDUSEI,BERN SYMPHONY ORCHESTRA ショスタコーヴィチ、ヴァインベルク:チェロ協奏曲 Claves(2019)
今回初出演となるロシアの若手チェロ奏者アナスタシア・コベキナ。公演では《ドヴォコン》や室内楽を演奏予定です。自身初となる協奏曲アルバムは、ショスタコーヴィチの《チェロ協奏曲第1番》にヴァインベルクの《幻想曲》を収録。
日本を代表するハープ奏者であり、現在も精力的に活動を続ける吉野直子。今回モーツァルトの《フルートとハープのための協奏曲》を演奏予定。アーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスと共演した名盤です。
KIRILL KONDRASHIN リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》 TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE SA-CD COLLECTION(2016)
千夜一夜物語(アラビアンナイト)の語り手であるシェエラザードをモチーフにエキゾティックなメロディと華麗なオーケストレーションで絢爛たる一編の音楽絵巻に仕立て上げた名曲を名演で!
公演で演奏する楽曲が盛りだくさん収録!アコーディオンが紡ぐ旅…ということで、プロコフィエフ、ガーシュウィン、ピアソラ、ガリアーノなど世界各地の楽曲と共に、アコーディオンの魅力に迫るアルバムです。
1963年のガーシュウィンの生誕65年を祝う音楽として、《パリのアメリカ人》の返歌のようにミヨーが作曲したのが《ニューヨークのフランス人》。旅人目線で、音楽から感じる2大都市…。
ラ・フォル・ジュルネTOKYO2019と同じテーマ〈旅から生まれた音楽〉で開催されたナントの公式CD。さまざまな時代の作曲家たちが、旅先で得たインスピレーションをもとに書きあげた名作が収録されています。