新体制での初シングルは、一聴して変化が感じられる一枚に。蔦谷好位置と共同プロデュースの表題曲は、特有の浮遊感は保持しつつ、力強く大地を蹴るアフリカンな4つ打ちと、いつになく開放的に翼を広げる雄大な旋律が印象的。一方、寝室ハウスとでも言いたいもう一つの新曲や、小林うてな、Neetz、荘子it(Dos Monos)によるラップ入りのリミックスは聴き手をじわじわと絡め取るディープな仕様で、今後の展開も楽しみ。