EPの100枚連続リリースでも知られ、マック・デマルコもその才能を認めるソニー・スミス。自身のレーベルを設立し、シンズのメンバーをプロデューサーに据えて送り出すこのアルバムは、期待通りのゆるゆるなローファイ・ガレージ・ポップ集となった。60sポップスやサイケのフレイヴァーも適度に効いているし、何よりグッド・メロディーが目白押し。心の底から音作りを楽しんでいる様子が伝わってきて愛おしくなる。