結成15周年を迎えるインスト・バンドが完成させた6作目。畠山美由紀のコーラスが心地良いラテン・ジャズ、バレアリックな味付けのフュージョン、メロディカをフィーチャーしたレゲエ、シンセ主体のアンビエント……といつにも増して多様なアンサンブルが楽しく、バンドのシグニチャーと言える叙情的なメロディーをたっぷりと堪能できる。クロスオーヴァーなLAシーンの重要人物、ダディ・ケヴがマスタリングを担当。