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KEIJUの歩みを簡単にプレイバック!

 もともとYaBastaの一員としてKANDYTOWNの結成に参加したKEIJUは、YOUNG JUJUと名乗っていた活動当初からソロでもいち早く注目を集めてきた一人だった。2016年にはグループのメジャー初作に続いて初のソロ・アルバム『juzzy 92'』が高い評価を獲得し、それ以降は多岐に渡る客演やコラボを展開している。特に2017年はその仕事の振り幅が華やかに広がった印象もあり、特にヒットしたtofubeatsの“LONELY NIGHTS”やAwichの“Remember”はもちろん、清水翔太の“Drippin'”やMonster Rionの“Secret Dancehall”にもIOと共に登場して存在感を見せつけてきた。クルー以外のラッパー作品への客演はさほど多くないものの、昨年にはDJ CHARI & DJ TATSUKIのリーダー作でYZERR(BAD HOP)と組んだ“Right Now”は話題になった(今回のEPにはそのNew Mixを収録)。

 一方でクルー仲間の作品には頻繁に駆けつけており、上掲した他にもRyohuやMUDの配信作にも参加。今回の『heartbreak e.p.(deluxe edition)』に続いてはIOのメジャー初作が届く予定だし、2月14日のEP『LOCAL SERVICE』に続くKANDYTOWNとしてのアルバムも秋には控えている。そんな折だからこそ改めてKEIJUをはじめとする個の作品も振り返っておきたいものだ。 *出嶌孝次

 

KEIJUの作品とKEIJUが参加したKANDYTOWN作品を一部紹介。

 

KEIJUが参加した作品を一部紹介。