2016年、当時17歳で発表した初作も話題となった英出身シンガー・ソングライターの2作目。エド・シーランも惚れたというその歌声はより深みと表現力を増し、サウンド面も含めてやや鬱屈とした印象だった前作よりも軽快な響きを湛えている。独特の翳りは健在ながら、素朴でハートウォーミングな一面も。プロデュースはローラ・マーリンやマイケル・キワヌーカ作品にも携わるイーサン・ジョンズ。