〈デジタル・クンビアのゴッドファーザー〉と呼ばれるオランダ人アーティストのディック・エル・デマシアードが、2012年に200枚限定（そのうち50枚が日本に入荷）のアナログ盤で発表した『Celulitis Popular』。同作がこのたび新曲を追加してCD化、7月13日にリリースされる。
本人いわく〈実験的でラフな〉作品となっているそうで、〈マッド・サイエンティスト〉ぶりが炸裂したエクスペリメンタルな楽曲揃い。デジタル・クンビアの元祖ながら、後続の面々を突き離す&寄せ付けないプログレッシヴなサウンドはやはり強烈だ。
なお、彼は8月にこの『Celulitis Popular』を引っ提げた来日ツアーを開催。東京、名古屋、福岡、徳島、仙台、秩父（!）、神戸、大阪と、広く回るようなので、この機会にマッドなディックを体験しよう。
ちなみに、スペインの音楽メディア・Zona De Obrasではディックの3曲入りEPがフリー・ダウンロード可能。こちらもマッド!
