コートニー・バーネットに続く逸材と謳われたデビューから1年半。メルボルンのシンガー・ソングライターが〈女子版ウィーザー〉という惹句に対する我々の期待を遥かに超える新作を完成。ガレージなサウンドは、80sニューウェイヴ調の煌めきと共にスケールアップ。このメジャー感は賛否を分けそうだが、それらが際立ってキャッチーなメロディーと胸に迫る歌声の魅力を印象づけていると考えれば大正解だ。