初の外部プロデューサーとしてSMAPらとの仕事で知られる島崎貴光を起用、彼女たちのポップで尖った魅力がいよいよ真価を発揮した7作目が到着。サイケやガレージといった従来の〈らしさ〉を活かしながら、ブリティッシュ・ビートやディスコ、ブラス・ロックなどを吸収したことで、持ち前のグルーヴや、レトロで甘美な旋律がフレッシュに響く。退廃と聖性を併せ持つ“レクイエム”が特に秀逸だ。