メジャーからの2枚目のアルバムは、映画やアーティストに提供した楽曲のセルフ・カヴァーも収められ、スカートの活躍ぶりを伝える内容。ストリングスを加えた新アレンジで名曲度が増した“遠い春”や心地良いグルーヴに揺れるタイトル曲などヴァラエティー豊かな曲が並び、そこに芯の太さを増したポップセンスを感じることができる、豪快にして繊細、そんな絶妙のバランスで疾走するバンド・サウンドが頼もしい充実作。