UKのプロデューサー/サックス奏者、リコ・ガラファロのプロジェクト。70~80年代のソウルをアシッド・ジャズ化して自国のシンガーたちに歌わせた作品だが、MJ“Working Day And Night”のジャジーなカヴァーを筆頭に、マーク・サダーンやグウェン・ガスリーのアップをスロウにするなど、原曲と雰囲気を変えたアレンジが新鮮だ。タイロン・デイヴィス“In The Mood”などはサビで原曲に気付くほど。技アリの良作。