初期メンバーの集った『Santana IV』(2016年)やアイズリーズとの共演盤『Power Of Peace』(2017年)に続く新作は、何とリック・ルービンのプロデュース。ブイカを全編でヴォーカルに迎え、カルロスとシンディ・ブラックマン夫妻を中心にアフロ~カリブ系の情緒をグルーヴィーにゴッタ煮したバンド感の強い内容になっている。カリプソ・ローズ“Abatina”を大胆に用いた“Breaking Down The Door”とかカッコ良すぎ。