ジャック・ホワイトの前座を務めてグッと上がった注目度は、この2作目でさらにアップ。前作と同布陣での制作ながら、〈パンクのナンシー・シナトラ〉なんて言ってみたくなる1曲目から、リズム&ブルース色の濃いガレージ・サウンドからの広がりを求めたことは明らかだ。ファンクやフレンチ・ポップ風もものにした挑戦は多彩な全11曲に結実。エキセントリックな彼女の実力を際立たせると共にポップな魅力もアピールしている。