2019.07.24

鬼才ベーシスト、アヴィシャイ・コーエンのトリオ作品と言えば、シャイ・マエストロ(p)、マーク・ジュリアナ(ds)との『Gently Disturbed』(2008年)には度肝を抜かれた。イスラエル由来の哀愁漂う旋律と、変拍子を多用した複雑なリズム。それらを完璧に統率するアヴィシャイのコンポージングセンスと、火花散るインタープレイの二面性。本作はエルチン・シリノフ(p)と、ノーム・ダヴィド(ds)とのトリオで、『Gently Disturbed』で確立した方向性を推し進めつつも、ホーン・セクションを取り入れる等、よりカラフルな風景を表現している。

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