COLUMN

エド・シーラン『No.6 Collaborations Project』 現代最高のヒットメイカーが豪華ゲストを迎えた野心的なコラボ作

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さらに増加傾向にあるエド・シーランのビッグな裏方ワークス

 そもそもデビュー当初からワイリーやレッチ32、デヴリンらUKラッパー勢の楽曲に客演し、ジャスティン・ビーバー“Love Yourself”(2015年)やメジャー・レイザー“Cold Water”(2016年)といったヒット群をコライトするなど、外部活動でも揺るぎない実績を積み上げてきたエドだが、『÷』リリース後は参加作品も増加傾向にある。しかも名前を買われての大物ゲスト客演ではなく、より裏方的なソングライターとしての出番が多くなっているのも興味深いところだ。

 主宰レーベルのジンジャーブレッド・マンから送り出したジェイミー・ローソンはもちろん、テイラー・スウィフトの“End Game”(2017年)からザラ・ラーソン“Don't Let Me Be Yours”(2017年)、ホワイ・ドント・ウィー、キース・アーバン、BTS、ブライアン・アダムスまで、曲調とジャンル区分が一致しない時勢の通りに活躍のフィールドも多岐に渡っている。特に目立つのは“Shape Of You”で組んだ重鎮スティーヴ・マック絡みのコライト仕事で、リタ・オラ“Your Song”(2017年)からリアム・ペイン“Strip That Down”(2017年)、リトル・ミックス“Woman Like Me”(2018年)、アン・マリー“2002”(2018年)、ジェス・グリン“Thursday”(2018年)、オリー・マーズ“Moves”(2018年)、さらに今年復活したウエストライフのシングル群まで、いずれも期待に違わぬ成果を残している。近年はフレッド・ギブソンとの共作も増えているので、今後の裏方としてのエドにも期待しておきたいところだ。 *狛犬

エド・シーランが参加した近作を一部紹介。

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