ブリストルのヒュー・ハーディーによる2年ぶりのアルバムが登場。ソウルフルでエレガントなスムース路線は本作でも問答無用の素晴らしさで、オープナーとラストに配置していることからもその自信は窺えるだろう。一方で、オリエンタルなドラムンの“Negomi”、ポーラ&ブライソンとガラージ・ブレイクスで跳ね回る“Siren”、貫禄のアーメン使い“Offshore”など引き出しも多く、今回も稀有な才能を爆発させている。