ホワイト・ストライプスの解散が前向きなものであったことを見事に証明した前作から2年強、主宰レーベルのサード・マンで実験的な7インチ・リリースを重ねてきたその間の活動を、見事に結実させたかのようなソロ2作目だ。自身のルーツであるブルースを下敷きに、挑戦的でセクシーでダイナミズムを伴ったアナログ感溢れるサウンドを展開。細分化していくシーンのド真ん中で、改めてロックを定義した大傑作である。