スティーヴィー・ワンダー系のテナーで正統派UKソウルの道を歩む好漢が放つ4年ぶりのソロ作。アフロビート調の“Rising Up”を筆頭に、60年代後期スティーヴィー風のアップやラテン・グルーヴを交えた曲まで陽性な内容で、シド・ゴールドがトランペットで客演したほか、メイザとのデュエットでインコグニートを思い出させる瞬間もある。レイ・チャールズ曲をダニー・ハサウェイ版として歌ったライヴ音源も収録。