ディープ・ヘッズでの作品はクロスオーヴァーなダビー・ソウルという感じだったが、この3作目はトランぺッターのヤズ・アハメドらも動員してジャズ色を強調したクールかつディープな手触りに。別掲のブランニュー・ヘヴィーズ作品にも起用されているラヴィルが前作から続投し、5曲でヴォーカルを披露して作品の濃厚なトーンを形作っている。コズミックなダウンテンポなどインストのダビーな味わいもかっこいい傑作!